ご報告
みなさま
お葬式の様子を中田さまよりお知らせいただきましたのでご覧下さい(一部、個人名をアルファベットにするなど編集しています)。
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土曜日の朝、トーマスさんのお葬式は執り行われました。
皆さんから贈られたお花(二つになりました)は、何回もトーマスさんのブログの写真に出てきた御御堂の「イエスの聖心の像」前に置かれたそうです。お預かりしたお悔やみ状は、私のつたない英訳でお花と一緒に届きました。
式、そのあとのレセプション(精進落としみたいなもの)に出席してくださったK先生によれば、 体の自由がきかなくなったトーマスさんにとって日本の友人たちとの交流がどんなに喜びだったかと、チャックさんが言っておられたそうです。
チャックさんは、いかがでしょうか、大丈夫でしょうかと伺うと、お別れのミサは良いものだったし、自分は大丈夫だとチャックさんはおっしゃっていました。
とても大勢の方がいらしていました。会堂、ほぼいっぱい。そして、K先生がテーブルでお隣に座った韓国人の方に伺ったら、やはり、普段よりずっと多いとおっしゃっていました。
下記は、チャックさんからのメールです。
When I arrived at Old St Joseph's early this morning your beautiful white flowers (2 arrangements ) were already on the Sacred Heart altar, together with the loving messages from his Japanese friends. How can we ever thank you for your continuing kindness.
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ごく短時間だったにもかかわらず献花にご賛同いただいたみなさまにお礼申し上げます。トーマスさんがアメブロに書き込みできなくなった時、はてなへのお引越しをお手伝いした経緯で藤吉を含む複数名がログイン情報を管理しています。その関係で今回、お花をご紹介するためにコメント欄ではなくこちらでご報告させていただきます。
アメブロは今のところ削除されずに公開されています(http://ameblo.jp/thomas-penfield/)。また、このページ右側の「月別アーカイブ」にOさんがまとめて移転して下さっています。
あらためてトーマスさんのご冥福とチャックさんのご健康をお祈り申します。
藤吉圭二(和歌山・日本)
Diary 2014 December 2. Tuesday.
日記。2014年。12月2日。火曜日。
平和な余生をペンシルヴェニアの静かな村で過ごす僕は幸福だ。
昨日正午すぎにチャックとジャイアンツで買出しをしてレジスーターで支払うために立っていたら、支払い係の女性が椅子を持ってきてくれて、「おつかれでしょう、おすわりくださいな。」といたわってくれた。
ありがたかった。老後余生をアメリカで過ごすありがたさをつくづく感じた。
やはり、九十に近づく現実はあらそえないなと思った。
でも、まだ一応歩けるし、頭脳だけははっきりしてる。
これからも、身の回りを常時整頓して、読書と思索三昧で活きて行く。
● この日記は完全に単なる老人日記。それ以外の何でもない。
● 待降節二日目。午前11時に定例血液検査そのあとチャックの銀行と薬局。
帰宅午後二時ちかく。
● クリミアの韃靼人迫害がつづく。
● クリスマスには22日月曜日にリモが来てくれて、26日金曜日にリモでもどる。
Diary 2014 November 30. Sunday.
日記。2014年。11月30日。日曜日。
● クリミアの韃靼族迫害がつづく。1944年前後の昔の朝鮮族強制移住と迫害は僕たちの記憶になまなましい。 モルドヴァでも露西亜熱が再発しているらしい。問題は現地居住民族固有の生活問題ではなくて、ロシーアという単語が発する大国夢だろう。千島列島問題だっておなじこと。
● NYタイムスにグアダルカナル島(1942-43)に関する記事が今朝掲載されていた。殆ど忘れ去れている話題なんだろう。
あの戦闘事件十一年後、1954年に僕は徴兵されて、米国陸軍兵士だった。
そして、米国中部出身で、グアダルカナルから帰還した下士官たちから、米国南部アーケンソーで、種々の思い出話を聞いた。
聴くのがとても、辛かった。死んだタロウのことばかり思い出しながら、話を聞くしかなかったから。
● はざまそだちはつらい。
Diary 2014 November 29. Saturday.
日記。2014年。11月29日。土曜日。
● 土曜日。チャックは週例のお御堂奉仕。午前7時に出勤し、午後8時半に戻る。
教会には掃除、便所などを維持する「小使い」をおいそれと雇う金がない。昔とは事情が違うのだ。
ひねもす読書。
静かな土曜日だった。