Diary. 2014. May 10. Saturday.聴け、わたつみのこえ。
日記。2014年。5月10日。土曜日。
週末がやってきた。泣き出しそうな空模様。窓外前通りのお向かいにしょぼんとそそりたつハナミズキ樹が真っ白に咲いている。
● あの戦争中末、1946年4月22日、木村久夫という青年が居た。
学徒徴兵特攻隊隊員として死んだ(ころされた)僕のタロウと前後しておそらく現インドネシア前線に送りこまれ通訳として働き、インドネシアでその1946年4月22日数日以後に処刑された。
この遺書、「聴け、わたつみのこえ」が木村さんが所持していた書籍、田辺元、「哲学通論」の脇欄に鉛筆で書き込まれていたので、抹消をまぬがれた。
タロウが特攻隊隊員として死んだのが1945年6月。タロウの死のまる一年あとだ。
木村久夫さんの故郷住所:
父上:木村久。
● 上記情報、「六文銭さんBlog」参照。
http://blog.goo.ne.jp/rokumonsendesu/e/5801d8f44776ef45151661c20bc7bae1
他のユダヤ族亡命援助に関する、一寸した、かかわりは明日の日記に書く。