フィラデルフィア日記

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Diary. 2014.May 18. Sunday。

日記。2014年、5月18日。日曜日。

今日曜日、午前1時20分。

昨夕午後8時に、チャックがくたくたになって教会から戻った。

感冒がこじれたらしい。それで、今朝静まり返った彼の寝室のドアを開けたら、午前五時半だというのに、彼の寝台はすでにモヌケノ殻。ミサ準備に彼は既に出勤してしまってた。午前7時に教会から電話。置手紙なしに出勤したので、気になったらしい。

45年もの間、二人で一緒に苦労した仲。以心伝心。

● 日曜日の今日は陽光が降りしきる春の朝だ。

● 昨夜、東京の杉並区に住む水谷靖の妹さん、明美さんに電話して話した。アカシア最終号(52号)に靖の思い出を書いてくださっているから。大連時代、靖の住処は僕のとそんなに離れていなかった。

そして1944の待降節中、彼と僕は一緒の列車で大連からハルピンまで旅した思い出がある。彼は1946年の日本敗戦混乱中の待降節に、大連で彼は突然亡くなった。敗戦のまる二年後だったし、彼が亡くなったのは、僕たち一家大連脱出の一月前だった。ご一家は彼の遺灰と故郷三重県桑名に帰ったとあった。すべてが、すぎさった。

電話中、明美さんが僕の医師だった母のことを覚えていてくださり、嬉しかったし、有難かった。

● 赤松弥太郎君がアカシア52号に書いている。”敗戦を機に太平洋の西と東に離れ離れになってしまった我々ですが、別れては居てもどこかで絆に結ばれ郷愁を共有している... そんな感じがします。” 同感だ。