フィラデルフィア日記

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Diary. 2014.May 24. Saturday. 

日記。2014年。5月24日。土曜日。

 ● また土曜日がめぐり戻って来た。

大野のり子さんの”記憶にであう”を再度読み返した。

16頁、(石責)・口・到着直後、(2003)のShort Mailという章に現れた太原理工大学撮影科学生25名が11年経った今どうなったのかなと思った。ことに、Gwoweiという当時20歳前後だった青年。既に30歳を越しただろうに。

文化革命直後だった。ほぼ35年前だった、どっと雪崩のように、北京大学から留学生が送り込まれてきた。殆どが下放され、農村で苦労した青年たち。

受け入れた青年たちの学力に驚いた。酷い字を書いた。ただし、頭脳明晰なのは推定できた。

取り扱いに困り果てたうちの学長室は彼らを”図書館”に送り込んだ。

図書館地階に山積していた故Chapin女史中華文書蔵書整理には使えるだろうと言う推定で。

あれから、35年過ぎた。

当時世話した青年の一人は帰国しなかった。

結婚したあと市民権をとり、国際通貨基金International Monetary Fund)の大物になったと噂で聞いた。

2003年ごろににあの手紙を書いたGwowei君はあのあとどうなったのだろう?。

● ウクライナ政情が未だに混沌としている。

しきりに、紐育時報から、クリミア韃靼族に関する情報が届く。