フィラデルフィア日記

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Diary. 2014.May 28. Wednesday. 

日記。2014年。5月28日。水曜日。

● MOSCOW, May 27 — Russia has refused to permit the release of a film about the mass deportations of entire ethnic groups on Joseph Stalin’s orders during World War II, calling it anti-Russian and a falsification of history. - See more at: http://www.themalaymailonline.com/showbiz/article/russia-bans-historically-false-film-on-stalin-deportations-of-chechens#sthash.m3sJHQ3M.dpuf

案の定、露西亜は臭いものには蓋をする。朝鮮族チェチェン族、クリミア韃靼族などの強制追放や終戦直前の虐殺は無かったことにしたいらしい。いずれも、光栄有る共産党独裁政権のお家芸。

この恥知らず政策の延長が現在の北朝鮮

一方、上掲の1944年スターリン下虐殺の証拠が残るのはラトヴィア博物館だけらしい。今朝の紐育時報で読んだ。委細は未だにはっきり掴めない。

 RE: Khaibakh Massacre。(日本語解説の方が、まとまっているし、読みやすい。)

● Nさんから。

拙著に2度も目を通していただいたようでありがとうございます。
気になっていらっしゃる山西理工大学のGWですが、
彼は卒業して、ある大都市の新聞社にカメラマンとして就職しました。
以降、ときどき連絡を取り合っていましたが、
4年前に途絶えてしまいました。

当時私が住む村で、補償がらみの炭鉱争議が長引いていました。
あるとき、マスコミが動けば事態も進展するからと村人に頼まれ、
彼に取材要請のメールをしたのです。
案の定、自分の立場を考えれば、それはとても難しい、
ということでけっきょく彼は来ませんでした。
考えてみれば新米カメラマンには、とても無理な要求だったと思います。

そのちょっと前に、やはり近くの炭鉱で争議が起こり、
そこでは3人の村人が殺され、テレビでも報道されました。
結果、太原の裁判所も動き出し、村民の要求が認められたのです。

これは有名な話で、それを知った村人が私に頼んだのでしょう。
けっきょく、「2、3人死ななきゃ動かないさ」というのが、
村人たちの暗黙の了解のようです。

彼がいまどこでどうしているか?
一度連絡をとってみようと思っています。

 

● Nさんの著書を再度読みながら、ナイーヴとさえ思われがちな、GW君の書き方に惚れ込んだ。順調に発展すれば、彼は前途洋々な子だと思っただけ。

今後彼がどう発展するか、みものだろう。

● 一方、日本から山西省まででかけて。働いてくれる高校生にひそかに、アメリカで感謝している。

彼らが担う東洋の将来が、祝福された未来でありますように。(僕の世代はもう終末期だ。)

● チャックは今朝は一寸突然なお葬式。ただし、僕より年下の独身老人女性。朝七時に彼はお御堂へ出勤。正午すぎに戻る。