フィラデルフィア日記

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Diary.2014.June 3. Tuesday. Amish People.

日記。2014年。6月3日。火曜日。

今火曜日、午前1時3分。目が覚めて、机に向かったら啓示のようにランカスター付近のアーミッシ族やメノナイト族の人々の姿が眼に浮かんだ。

● https://www.youtube.com/watch?v=HtNXvE_rLoE

七十年ほどアメリカに住んで、僕は一度も彼らと話したことも、お眼にかかったこともない。読んだことは頻繁にあった。非常に戒律が厳重な人々で、写真を撮影することもされることも原則として厳禁されている。だから、このウエブ・サイトを見つけたことは驚きだった。

● https://www.youtube.com/watch?v=8xxRxyrYmRg

今、午前2時09分。上掲の1時間紹介プログラム視聴を終えた。

85歳の僕の人生中、始めて知ったことばかり。メノナイトの人々が住む区域はそんなに遠くない。今後もっと注意しようと思った。

 ● 裏路地の片隅に spiderwortムラサキツユクサの小規模な茂みが一昨年まであった。この二、三十年間僕がほれ込んでいた茂みだ。ところが去年、そのあたりの雑草茂み一帯が芝生刈器で刈り取られてしまった。結果として昨年は完全に消えていた。ところが、今春になると、あたり一杯に紫の花が開花している。とても嬉しい。

結果として、今日一日を写生に費やした。

● 昨年の春ひさのさんが日本から送ってくれた下掲書を読み終えた。

岩見隆夫

敗戦、満洲追想。原書房。2013年9月、#2刷・(生まれ育った大連敗戦と引き揚げ、戦後日本への思い。)

 

著者は1935年に大連で生まれた。僕より6歳年下、戦争時代に小学生だったから、一番苦労した年代だ。

街頭に遺棄されたあの二人の兄妹をまたもや思い出す。岩見さんが彼らと同じ年頃だった。