フィラデルフィア日記

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Diary. 2014. July 30. Wednesday.

日記。2014年。7月30日。水曜日。

 

● ローエンタル博士の指示で、血糖値血液検査はほぼ半月毎になっている。

今日もBM病院で血液検査をうけた。

● 血液検査後、シャンティクレアへ。入り口から人工廃墟までチャックと歩いて、疲れ果てた。そのあと、ストラッフォード市場を経て正午過ぎに戻った。

● ガザ無差別爆撃のNY時報報道を”毎日”に切り替えた。フランスから逃げ出すユダヤ族住民が増えていると言われる。

● 広島に原子爆弾を1945年8月6日に投下したEnoloa Gay号のNavigatorだったTheodore Van Kirk ( 93)が7月28日に亡くなったそうだ。親友だったレルナーは横浜の聖ヨセフ大学を7月末に卒業、日本敗戦を見計らって大連に戻る途中広島を8月の6日の直前に通過して、関釜連絡船に乗り込めた。夏家河子の別荘で彼は日本敗戦勅語を見張りの憲兵と一緒に聴いた。敗戦にそれでも半信半疑だったその憲兵は拝聴勅語に拳銃をレルナーの頭に突きつけて、「聴いたことは、一切他言するな」と言ったそうだ。

4年後にレルナーはソ連軍により逮捕され、マガダンに送付され1950年台末期まで拘留される憂き目にあった。満洲在住の欧州系住民の多くが同じ運命を辿ったと思う。