フィラデルフィア日記

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Diary. 2014. August 4. Monday.

日記。2014年。8月3-4日。日曜日ー月曜日。

  ● 昔のことだ、日付を良く覚えてない。二、三十年前だった。親友仲間にエトラスカ文明の著名な考古学教授が居た。発掘をシエナ付近でやっていて、イタリアとフィラデルフィアの間をしょっちゅう往来していた。その彼が突然急病で死んだ。イタリアに奥さんのベティーと一人息子カイルを残して。

  チャックと僕はその時から、その息子カイルの父親がわりになって支持して育てた。話を短くするが、カイルは大学卒業後、イタリア娘と結婚しフィレンツェに住んでいたが彼も突然若死にした。息子にリッカルドがいる。リッカルドは事実上僕の孫だ。

  昨日、日曜日、ベティーが子供二人と叔母さんを含んだ四人で突然教会に現れた。カイルの遺灰をVermontの故郷に埋葬するそうだ。来る火曜日に都心で会食する。リッカルドは身長6フィートを超える大男になってる。

  ◎ 昨日、日曜日午後1時に、突然クリスが訪ねてきた。教会仲間。大学卒業後、突然父親と死別し、僕が数年相談相手役をした子。

ワシントンで働いていたが、この数年消息がなかった。そしたら、突然東洋に派遣されて、北京で娘のアナスタシアにもあったそうだ。

今はシンガポールに在住してる。水原の僕たち一家の母が育った旧宅も訪問したそうだ。笑。

    アメリカの若い友達で面白いのは、活動範囲が世界中に広がってることだ。

三時間、黒ビールを手に話し込んだ。

  ● 忙しい日曜日だった。八十五歳をすぎると、親代わりに育てた子たちがあちこちから訪ねてくるものだ。