フィラデルフィア日記

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Diary.2014. September 9. Tuesday.

日記。2014年。9月9日。火曜日。大腸癌検査。

9時半にブリンモア病院でチャックは大腸癌検査。これは中老期最初に受けることが定例になってる検査。僕も15年前にローエンタル博士の命令で受けた。

Colonが1987年版の岩波英和に結腸とでていたが、今の日本語では大腸となるらしい。日本語も変るものだ。そして、新技術は股の付け根から透視管を挿入して、視診するわけ。麻酔をかけられると途端に意識を失い、意識が戻ると手術は既に終わり。

一方、僕は通例の血液血糖値検査。老いると定期的にテスト通いになるのはしかたがない。11時に全てを終えて11時20分に二人で帰宅した。

● TVでエストニアについての報道があった。

エストニアの歴史は朝鮮半島の歴史に酷似している。エストニア語はフィンランド語と同系統でウラルアルタイ語のように粘着語。朝鮮語や日本語に似ている。

昔教え子にエストニアからの避難民だった父親をもつ子が居た。

ボストンに住んでいるが、もう三十五年以上連絡してくれている。

彼女は中国から女の子を二人養女として貰ってきて、子供たちは二人とももう大学を出た。アメリカが有難いことは、出身不問で受け入れ同化してしまう能力がある。

● 露西亜バルチック艦隊はもともとエストニアを含むバルチック沿岸を制圧するのが使命だったので、日本海で艦隊がぼろ負けに負けたとき、エストニアの人たちは快哉を叫んだらしい。あそこの歴史も複雑だ、東洋の人たちはもっと関心を払うべきだろう。言語学民俗学上、もっともっと比較的な研究が進んでも良いだろうと思う。