Diary. 2014. September 28. Sunday.
日記。2014年。9月28日。日曜日。
徐徐に昇る日の出、うす曇の日曜日朝。
朝六時に眼が覚めたら、チャックはすでにお御堂への出勤後。
● 六文銭さんから。
「あなたの中にある少年時代からのユダヤとの絆は終わらないと思います。それはあなたの東アジアでの、そして、アメリカでのお立場がユダヤ人と共通する少数派だったからです。少数派は権力派に媚びることなく生きることによって、自分のアイディンティティを築くことができます。
そしてあなたはそれを実践していらっしゃいました。しかもあなたは、ユダヤとのシンパシーを、ガザを攻撃するシオニストとは一線を引いたところで感じていらっしゃいます。」
◎ ありがとう。
● 数年前姪のクリスチーナが夫のエディと二人で中国から養女を貰ってきた。以前このことは日記につけた。不幸にして男尊女卑が残る中国では捨てられた女の子が孤児院にあふれるらしい。僕のまわりにも、中国からの養女がずい分居る。数少ない大人たちからだけ話されて育った彼女は話力を失っていた。五歳になるその子は未だに会話不能だ。だが、クリスチーナの努力で、その子アレクサンドラは徐々に快復しつつある。