Diary 2014 October 23. Thursday.
日記。2014年。10月23日。木曜日。
重慶産のヒューレット・パカード コンピュータを 新彊を通じ、新設されたHP貨物列車鉄道線を経由して、直接に欧州にとどける鉄道線。
昨年娘二人はこの鉄道線を視察して帰国(帰米)した。
地平線まで走り水平線の向こう消える直線道路がなまなましいし、東北シベリアの未来をも、ものがたる。
八十年前、ヒューレット・パカードのコンピュータは、僕も愛用した機種だった。
当時、当社の機械語は機械語でそのまま覚えたし、使用したものだ。それがこともあろうに、二十一世紀になると重慶に転地して古来のシルクロードをシベリア鉄道に代用しだしたわけだ。
新彊 から西の中央アジアは、僕は一生とうとう旅できなかった。
娘たちが一年間を新彊で過ごしたことだけでも、感謝すべきだろう。
日本社会は 新彊 にどれぐらい注意しているのか知らない。
だが、アメリカは大分前から関心をもって眺めている。
● 欧州本位の世界歴史は衰えた。21世紀の世界史はこれから新しい色彩をおびて、変っていくだろう。
● 静かな10月末の木曜日だった。