Diary. 2014. September 22. Monday.
日記。2014年。9月22日。月曜日。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フィラデルフィア都心のどまんなかで大司教ウッド高校卒業生たちが、都心在住の白人ゲイ男性二人をぶん殴りに、血みどろになるまでぶん殴り、二人は’病院に担ぎ込まれたそうだ。
大司教ウッド高校はフィラデルフィア郊外ウエストミンスター町の高校。
ウエストミンスターは有産階級の白人町。’
殴ったあと、ご連中は都心の有名な高価レストラントで会食した。その「記念写真」がこれ。黄色風船の左か右隣りは参加した助体育コーチの一人だと報じられている
(青シャツらしい)。彼は高校により「自発辞職」を認められた。この写真には男性が14人居るようだが、その全部が殴りを楽しんだのだろう。
はじめ僕はウエストミンスターはフィラデルフィア南部元移民区の貧民街だと思ったら、そのまるはんたい。れっきとしたお金持ち区域のカトリック教会立高校。
たしか、キリストも十字架に架けられて死んだと承っているけど。
ペンシルヴェニア州では、ゲイいじめには憎悪犯行処罰法が適用されない。またもやこれは有耶無耶に処理されるかもしれないと識者は憂えている。
十五人だといわれる犯行者たちはお雇い弁護士同伴でフィラデルフィア警察を「自発的」に訪問したそうだ。ずいぶん金がかかるだろう。
アメリカ社会では、ゲイは「穢多」、非公式にしろ一種の最低階級。
身分制度は昔の東洋だって、このありさまだった。
ただ、東洋ではゲイを穢多とする、病的宗教的執念がほとんどない。