Diary. 2014. October 10. Friday..クルド族の運命。
日記。2014年。10月10日。金曜日。クルド族の運命。
シリア内のクルド族町がISISに攻撃され、陥落に瀕している。
一方、国境線を越えたトルコ本土側では、米国の思惑に反して干渉しその町を確保するそぶりも見せていない。
● 世界中、何処でも自己民族の安全を保障してくれるのは自己民族だけ。異民族の好意にたよるのは愚の骨頂。
クルド族は古来シリア、トルコ、イラク、ペルシャ(イラン)の四方に分割されたまま生き延びてきた。中欧に故郷を捨てて流れ込んだクルド人の数は数知れない。
しかも、百年前に貧乏のあまり、朝鮮を捨てて日本に数知れなく流れ込んだチョーセンジンの様に彼らの(粗暴、無知、悪品行、行儀の悪さによる)評判悪さはこの百年固定してしまっている。
イラク北部にある「クルド本土」は第二次大戦後、将来を見越したイスラエルの投資とそのあとの温情的米軍統治により部分的にしろ半独立を確保している。だが、トルコ内クルド地域におけるクルド族自治要求は今でも続く。
そんな[トルコ国内民族」統治背景をもつトルコ政府がおいそれと、ISIS暴治下のクルド族抵抗を支援するはずもない。
● 平和な十月初旬の金曜日。
昨日、フロリダのアンディイから通信があった。
四十五年來の友だ。彼の伴侶だったマークは十年前に日本脳炎で急死した。
アンディイは独創的にものごとを考えて生きる、僕の好きなタイプな奴だった。
高校英文教師だった、爾来大学院に戻り、哲学博士学位を二年前にこともあろうに取得している。
金儲けも上手。ノリスタウンの住居に加えて、フロリダにも別荘を買い求め、マークの死後優雅な別荘生活を営んでるらしい。今回の通信で、彼が弟夫婦とともに長期な欧州中部旅行から戻ったことを知った。
低収入にあまんじて、ピイピイして暮らす(僕のような)教師人生そこのけだ。